教材 「be動詞をつかう英文」 において提供する英文に含まれる単語(名詞、形容詞、動詞、副詞等)は、事前に暗記して頂きます。
単語を事前に暗記することで、「英文を発する」という訓練に集中して頂くことができるためです。
単語を暗記して頂くうえで、重視していることは、単語あたり「できるだけ幅広い日本語にあてはめる」ことです。
■ 単語を絞る
われわれ日本人が暗記することのできる英単語の量には、個人によって程度の差こそあれ、いずれにせよ限界があります。
よって、使用頻度の高いものからというのはもちろん、暗記しやすいものに絞る、暗記しやすい簡単なものから暗記する、ということは必須条件になります。
■ 幅広い日本語にあてはめる
さらに、せっかく暗記させた単語は、できる限り「使いまわす」こと、すなわち単語あたり、「いろいろな日本語をそれで表現してしまう」、という意識が大切になります。
たとえば、形容詞 nice。
「感じのいい」、「いい感じの」、「すてきな」、「親切な」、「優しい」、「いい感じの」、「おいしい」・・・・。
これらの日本語すべてに nice をあてはめて発すること。
形容詞 terrible。
「ひどい」、「まずい」、「最低の」、「最悪な」、「悲惨な」 ・・・・。
これらの日本語すべてに terrible をあてはめて発すること。
暗記し得る単語の量は限られるわけですから、その限られた英語それぞれに幅広い日本語に当てはめること。
教材を通じて提供しております「日本語→簡単な英文」の組合せは、すべてこの点を意識して作成してあります。