間違い④「Can I」と「Can you」

Can I」と言うべきところを「Can you」と言ってしまう。

意外に思われるかも知れませんが、初心者の方々の英会話において、多く見受けられる間違いです。

Can I have」と言うべきところを「Can you have」と言ってしまう、

Can you tell」と言うべきところを「Can I tell」と言ってしまう・・・、というもの。



■このポイントが重要である理由


このポイントを間違えてはいけない理由とは、「Can I」と「Can you」がそれぞれ全く異なる意味を表すからです。

例えば「ちょっと聞いてもいいですか?」、「ここにいてもいいですか?」と伝えたい状況を想定します。

それぞれを間違えて「Can you」と言ってしまうとを使ってしまうと、「わたしに聞いてもらえますか?」、「ここにいてもらってもいいですか?」のような逆の意味を表すことになってしまうということ。

これでは伝えたいことがまったく表現できなくなってしまいますね。

この間違いは、最初の2〜3語を正しく発しさえすれば解決することができます。にもかかわらず、間違えてしまう方がとても多いのです。



■克服するために


このような間違いを克服するためには、「Can I」で表現すべき日本語例文と「Can you」を使って表現すべき日本語例文を使い、ランダム形式で「英文(最初の2〜3語)」を即座に発するという口頭英作文の練習をひたすら実践することです。

その際注意すべきは、あくまで「Can I」or「Can you」を正しく判断して発することだけを意識した練習を行うということ。

>最初の2〜3語だけに集中し、それ以外の部分に意識が分散しないように、できるだけ単純な例文を使って訓練をします。いろんな事を一度に追求してはいけません。

>同じ動詞を使用した「Can I」と「Can you」の例文複数をまとめて実施します。




■練習用例文


例えば動詞'wait'であれば、

-「すこし待ってもらってよいですか?」

-「ここで待っとけばよいですか?」

-「いつまで待っててもらえます?」

-「どこで待ってればよいですか?」

このような日本語例文それぞれに対し、「Can I」、「Can you」、もしくはそれぞれその前にwhat, whenといった「疑問詞」をおくかたち、そのいずれが適切であるかを判断し、即座に発する練習。

このような練習を基本動詞ごとに、繰り返し練習すること。



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